相続問題でよくある相談:相続について誰にも相談したことがない

2020年06月26日/ 相続:よくある相談

相続問題でよくある相談:相続について誰にも相談したことがない


相続の問題を扱う上で、よく受ける相談についてご紹介していきます。

相談26 相続について誰にも相談したことがない

何が問題なのか?

・現状が把握できていない
・何が問題かわかっていない
・勝手な対策をしていることも

相続について誰にも相談したことがない場合、「相続とは何か」をまったく理解していない可能性があります。
相続手続きは自分以外の人間が行うことを理解しておらず、どう大変なのか、なぜ面倒なのか、どんな負担があるのか、相続人の立場で考えなければいけないことをわかっていない可能性が高いです。
多くの人が「相続対策=相続税の問題」と考えており、税金さえ安くなれば大丈夫と思い込んでいます。
相続対策は、①遺産分割対策、②相続税納税資金の確保、③相続税節税が3本柱であり、バランスよく講じていくことが重要です。
そもそも、何が問題なのかわかっていない人も多く、勝手な(間違った)相続対策を実施して、自己満足に浸っている可能性もあります。

トラブルはこう回避する!

相続発生『』なら・・・基本に沿って検討する

相続対策の基本サイクルは、①現状把握⇒②問題点の把握⇒③解決策の策定と実行⇒④検証です。
勝手な思い込みや安易な考えは危険です。
まず、①誰が相続人なのか、相続財産の評価と時価はいくらなのか等、しっかりと現状把握を行います。
次に、②どこに問題があるのか、何がネックなのかを把握します。
そして、③そのために「いつ」「誰が」「何を」やるべきかを考え、時々④税制改正や法改正、財産の変動や気持ちの変化などについて見直しを行います。
このサイクルを繰り返すことが相続対策の基本です。
そこで浮き彫りになった情報は、ぜひ家族間で共有して頂きたいところです。

相続発生『』なら・・・手続きを進めるのみ

相続が起きてしまったら、粛々と手続きを進めるだけです。その過程で、「こうしてくれればよかったのに・・・」「こうしてほしかった・・・」となるケースも多いです。そうであれば、そのことを二次相続対策に反映させればよいでしょう。


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Posted by 行政書士金城勇事務所 at 09:00│Comments(0)
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